2017年08月26日

飛蚊症

 青空を見上げると、目の前に「 微細な点々 」や「 極細な糸くず 」が見え、視線を動かすと目の中を移動する。決して消えることはないが、暗い場所では見えなくなる。「 飛蚊症 」と呼ばれる症状だ。

 眼球の中は「 硝子体 」と呼ばれるゼリー状の透明な物質が詰まっているが、何らかの原因で「 濁り 」が生じると、その影が網膜に写り、眼球の動きと共に揺れ動き、微細な点々や極細な糸くず等、邪魔に感じる「 浮遊物 」が見える。原因となる「 濁り 」には、「 生理的原因 」と「 病的原因 」が存在する。

 母胎内で胎児の眼球が作られる途中では、硝子体に血管が通っているが、眼球が完成すると、血管は無くなる。しかし、「 血管の名残 」が硝子体に残存すると「 濁り 」となる。健康な目にも起こり得る生理的な現象なので、症状が進まない限り、治療の必要は無く、多少うっとうしく感じるが、慣れてしまえば、あまり気にならなくなる。

 硝子体は「 老化 」と共にゼリー状から液状に変化し、次第に収縮して網膜から剥がれる「 硝子体剥離 」の状態でも飛蚊症の症状が見られるが、黒髪が白髪になる事と同じ生理的な現象の為、症状が進まない限り、治療の必要は無い。

 ただし、浮遊物の数が急激に増加したり、形が変わったりする症状は、網膜に穴が開く「 網膜裂孔 」や、網膜が剥がれて硝子体の方へ浮き出す「 網膜剥離 」の可能性が疑われ、放置しておくと失明に至るため、早期治療が必要となる。

 自分の場合、眼科医院で検査したところ、「 もしかしたら網膜裂孔や硝子体出血が原因と疑える様に思えるが、疑える箇所の検査映像が、しっかり判断できる程には見えないので、はっきり良く分からない 」と、誠に曖昧な検査結果を伝えられた。

 「 硝子体出血 」とは、糖尿病や高血圧や外傷が原因で、眼底で出血した血液が硝子体に入る事だが、出血量が少なければ、自然に治る事もあるらしい。

 自分の場合、症状は日々改善の方向に向かっている様に感じられるので、2週間ぐらい様子を見て、再検査を行なう予定だ。
posted by 555号発進! at 18:30| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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